なんか凄い疲れたよ・・・。

雑誌はあまり買わない人間ですが、最近そのポリシーが音を立てて崩れかかっているのは今尚絶賛開催中の「二宮秋の雑誌祭り」の影響です。なので今日はおとなしくレジへゴーしましたよ、これを持って。

+act. (プラスアクト)―visual movie magazine 2010年 11月号 [雑誌]

+act. (プラスアクト)―visual movie magazine 2010年 11月号 [雑誌]


ワタクシどうも+actとピクトアップを混同してしまうようで、いくら探しても見つからない、ああ見つからないとそれ系のコーナーで一人冷や汗をかくアフター5。したっけ目の前にあるのなー。そんなもんだよなー。言い訳させてもらうと、ちょっとこの表紙の二宮さん、印象違くないですか?そんな事ないですか?アイドルオーラ無くないですか?普通に若手俳優オーラなんだもん!気づかなかったよ!


肝心のインタビューですが、読み終えての感想は「・・・つ、疲れた」でした。インタビュアーの方って、この質問をしたらどんな答えが返ってくるんだろうっていうのと同時に、きっとこういう風に返ってくるんだろうなぁっていうのをある程度予想、とまではいかないけど、ちょっとは自分の中で想定しているものだと思うんですね。ところがこのインタビューでのニノはそうは行かない。予想外なくらいならいいけど、理解を超える答えだともう自分の中で処理しきれなくなるんですね。ただし、言ってることの一つ一つはいちいちもっとも、って納得しちゃうっていう。別にインタビュアーさんが悪いとかそういう事を言ってるんじゃないんです。本当に。自分に興味が全く無いと言い切っちゃう人に対してインタビューするのって大変だろうなって思いつつ、そうなってくるとその人について外に向けて知らしめる?為には、その人の周りに居る人に、その人について語ってもらうのが一番いいんだろうなという。ま、特集記事はニノに限らず、一緒に仕事をした方がその人について語るという記事が漏れなくあるものだとは思うんだけども。自分に興味がなくて自分でもよく分からない人の実像をあぶりだすには、外から見た人の話を聞くのが良い訳で、それってつまりは記事の中でニノが語っていた、「他人の中に存在した時点で初めて生きてるという事になる」っていう事なんだろうなと、お風呂につかりながらぐるぐる考えておりました。


印象的だったのは、大奥の監督の金子さんも、鉄コン筋クリートのマイケルアリアスさんも、二人ともが「役者としてのニノをもっと見たい」と言っていた事。役者の仕事に特別思い入れが無いと言って憚らないニノですが、役者仕事でニノを知ったファンとしては、是非ともこれからもオファーが来る限りは続けて欲しいと思うのです。そして私は今から鉄コン筋クリートを見るのです。